現代社会の日本では睡眠の質が低い事が問題視されています。「世界睡眠調査」によると、日本の睡眠満足度は調査対象国の中で最下位、睡眠に満足している人は、わずか3割しかいないとのこと…。


質の良い睡眠は身体の健康、ココロの健康どちらにとっても非常に大切です。今日も一日頑張った自分を労わってあげる為に、睡眠を見直しませんか?


質の良い睡眠とは?


まず質の良い睡眠について考えてみましょう。


厚生労働省の発行している睡眠評価指標によると、


1.すぐ眠れること

2.ぐっすり眠れること

3.気持ちよく目覚めること


上記3つを全て満たしている場合、質の良い睡眠を取れていると判断できると言えるでしょう。


ココロと体が休めていることが重要


従来は「◯時間寝る」「◇時までに寝る」など、睡眠時間を重視する傾向がありましたが、近年では『量より質』の考え方が浸透してきています。


もちろん、睡眠不足は言語道断ですが、切れ切れに一日中寝たり、週末にまとめて寝る…なんていうのはあまり良くありません。日々質の良い睡眠を取ることが重要なのです。


そのためには、ココロと体の両方が休まる環境を作る必要があります。考え事をしながら眠ったり、ストレス過多な状態は良くありません。もちろん、ソファーや床など、身体に良くない場所で眠るのも質の低下に繋がります。


レム睡眠・ノンレム睡眠とは?


睡眠中、ココロと体を休ませるために、脳は働いています。それがレム睡眠です。


私たちの眠りはノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しています。寝始めはノンレム睡眠、徐々に浅い眠りになりレム睡眠で起きることが出来れば、脳がスッキリしているので、スムーズに起きる事ができるのです。


ちなみにレム睡眠のレムはrapid eye movementの略です。意味は急速眼球運動、脳が覚醒している間、眼球が動いているらしいですよ!


睡眠の質を上げるためにできること3つ


さて、ここからはどうやったら睡眠の質を上げられるのか考えてみたいと思います。先述した3つのポイントを満たすために出来ることをご紹介します。


日の光を浴びる


朝起きてすぐ日の光を浴びると、体内時計がリセットされるので、気持ち良く目覚める事ができます。また、日光を浴びると「セロトニン」というストレスを軽減する脳内物質が分泌されるという事が研究によりわかっています。


セロトニンは夜になるとメラトニンの原料となります。メラトニンは睡眠ホルモンともいわれる、眠りに入るために必要なホルモンです。


つまり、朝起きた時に日光を浴びれば、さわやかに目覚め、夜には眠くなるという仕組みです!


入眠儀式を決める


子育てをした方にとっては馴染みのある言葉かもしれませんね。入眠儀式は大人にも効果的です。


寝る前にハーブティーを飲む、ストレッチをする、ゆっくり10分本を読む…など、ルーティンを決めておくと、ひとつひとつの動きをするごとに眠りに入る準備が整い、ベッドに入るとすぐ眠れるようになるのです。


睡眠環境を整える


せっかくすぐ眠れても、すぐに目が覚めてしまったら仕方ありません。


朝まで目覚めず、ぐっすり眠るためには睡眠環境を整えるのが効果的です。寒すぎず暑すぎない掛け布団や程よい高さの枕、ちょうど良い硬さのマットレス…など、睡眠をサポートしてくれる寝具を選びましょう。


睡眠の質を上げて、日々の生活を豊かに!


睡眠の質が上がれば、仕事の効率も上がりメンタルも安定しやすくなります。出来ることから始めて、徐々に睡眠の質を上げていきましょう。


iwonuのマットレスは睡眠の質を高めることを目標に、マットレスの素材や形状にこだわり作られました。こだわりのマットレス、ぜひお試しください。